日本で注目されているペット爬虫類|迎える前に知りたい種類と飼育条件

ヒョウモントカゲモドキ、ニホンカナヘビ、フトアゴヒゲトカゲ。注目される種類と、迎える前に必要な設備・通院先・購入先の確認を紹介します。
迎える前に知っておきたいこと
注目される種類と、必要な設備・寿命・通院先・購入先を確認する爬虫類の掲載情報を探すよく名前が挙がる爬虫類
犬や猫のように大きな団体・保険会社が定期的に全国規模で公表する「種別の販売・飼育頭数ランキング」は、ペット爬虫類では確認しにくいのが現状です。輸入、繁殖、イベント、専門店、個人間取引など経路が多く、種の表記も細かく分かれるためです。公表されている研究は販売頭数ではなく、検索や質問に表れた関心を調べたものです。
その代わりに、2025年に発表された研究では、日本のYahoo!知恵袋とGoogle Trendsを用いて、2004年から2023年の20種に対する関心を分析しています。研究は、ヒョウモントカゲモドキが二つのデータで一貫して最も人気が高く、ニホンカナヘビがフトアゴヒゲトカゲより高い関心を集めたと報告しました。これは販売数そのものではなく、検索・質問から見た関心の指標です。原論文はBritish Herpetological Society掲載論文で確認できます。
種類ごとに確認したい飼育条件
ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)
研究では、質問データと検索トレンドの両方で一貫して高い関心が示されました。だからといって、温度・湿度・床材・餌・通院先を調べずに飼えるという意味ではありません。
ニホンカナヘビ
国内に生息する身近な種で、研究では従来よく飼われる種より高い関心が見られました。野外の個体を安易に捕獲・飼育してよいという話ではなく、採集・飼養のルールや地域の自然環境を確認する必要があります。
フトアゴヒゲトカゲなどの飼育種
専門店やイベントで目にする機会が多い一方、必要な設備、成体サイズ、寿命、紫外線・温度管理などを個別に確認する必要があります。
ミドリガメなどの外来種
研究は外来ガメへの関心も指摘しています。人気や入手しやすさだけで選ばず、法規制、終生飼養、逃がさない責任まで含めて考えます。
ショップやブリーダーに、購入前に聞くこと
- 1
種名・学名・成体サイズ・寿命
通称だけでなく、どの種なのか、成体になったときの大きさと長期の飼養を確認します。 - 2
温度、湿度、照明、餌
必要な器材、毎日の管理、停電や旅行時の対応まで、実際の飼育環境を想像できる説明を受けます。 - 3
入手経路と必要書類
種によっては輸入・取引に関する規制や書類が関係します。説明が曖昧なら、その場で契約せず一次情報を確認します。 - 4
診られる動物病院と引渡し後の相談先
犬猫と同じ感覚で受診先を見つけられるとは限りません。近隣で診療できる病院を先に調べます。 - 5
最後まで飼う計画
成長後のケージ、家族構成の変化、引越し、災害時を考え、安易に手放したり野外へ放したりしない計画を作ります。
購入先を決めたら、販売業の登録と説明内容を確認する
専門店やブリーダーから購入する場合は、広告にある事業者名・所在地・登録番号を確認し、公開登録簿の「販売」と照合します。登録番号は、個体の健康、入手経路、飼育のしやすさを保証するものではありません。
購入時には実物を見て、種名・成体サイズ・寿命・温湿度・照明・餌・必要書類について対面で説明を受けます。写真やメッセージだけで契約を急がせる場合は、その場で決めずに確認してください。
このサイトでの探し方
現在、動物種の絞り込みは大阪市・札幌市の公開登録簿に動物種の記載がある場合に利用できます。東京都の公開登録簿には動物種欄がないため、東京都の掲載情報を犬・猫・爬虫類で絞り込むことはできません。データがないことを「扱っていない」とは判断せず、事業者に直接確認してください。
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